こんばんは。
今日は悩みを90%無くす方法についてお話します。
人間の悩みは90%が対人関係と言われています。
つまり対人関係を解決すれば90%の悩みはなくなることになります。
どのようにすれば対人関係は良くなるかというと
人に結果を求めない
これにつきます。
人間は自分がした行動に対して何か相手からの行動があって当たり前と思っています。
例えば、
消しゴムを貸してをあげたのに、お礼がなかった。
あれだけ自分が世話を見てあげたのに相手が裏切った。
などです。
一見、怒って当たり前のように見えます。
果たして本当にそうでしょうか。
アドラー心理学では 課題の分離 という考え方があります。
これは何かというと、ある事象が起きた時、「これは誰の課題なのか?」を考えます。
そして課題の分離をします。
どこまでが自分の課題で、どこからが他者の課題なのか、冷静に線引きをするのです。
そして他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない。
これは対人関係の悩みを一変させる可能性を秘めた、アドラー心理学ならではの視点になります。
例えば、勉強しない子どもがいたとします。
しかし、「勉強しない」ことで授業についていけなくなったり、希望の学校に入れなくなるのは「子ども」自身です。
勉強するかどうかは「子どもの課題」であり、親は介入してはいけないです。
その代わり親は、見守り、それが自分の課題だと伝え、必要なときには支援できるようにしておくことが大事になります。
つまり、自分の人生をどう生きるか、どう行動を起こすかは「自分の課題」です。
それを他の人がどう思うか、どう評価するかは「他者の課題」になります。
消しゴムを貸してあげたのに、お礼がなかった例でいうと
消しゴムを貸すという選択をした(自分の課題)
それに対し、相手はお礼をしないという選択をした(相手の課題)
相手がお礼をしないという選択をしたのであれば自分はそれに関して介入できません。
消しゴム貸すという選択を自分がしたことに対して、相手が何をしようとそれは相手の自由なのです。
みなさんも
「これは自分の課題なのか?」
「人の課題に踏み込んでいないか?」
を一度考えてみてください。
そうすることで対人関係において摩擦が生じることはグッと減るでしょう。
この記事を書くにあたって参考にした著書「嫌われる勇気」を紹介しておきます。
アドラー心理学について分かりやすく描かれており、こうしてブログを書く僕自身を作った本でもあります。
人生において1度は読んでおきたい僕1番のオススメの本です。
今日はここまでにします。
それではまた。